2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 電気が・・

昨日は一日停電だとすっかり忘れていた.PCRをしている最中に止まった.応動昆とか生態学会の出張をコンピュータに打ち込んでいる最中に止まった.トホホな朝でした. 日大の水泳のNGC先生(同郷人です)のブログにカキコしたら,私の水泳のお師匠さんからメ…

良い天気

今日も良い天気だ.月曜日と火曜日は取手で会議である.しかし,東京は雨の予報.とほほ.

Wolbachiaゲノム

Wolbachiaのゲノムを解析する手順を昨日書いたが,分かってくれていない人が・・・ 1)なぜ細胞培養系にするのか?(寄生蜂のように小さいものではWolbachiaの量は限られている.そのため,大量に増やすのはこの方法が適していると考えられる) 2)なぜ某…

Wolbachiaゲノムプロ

Wolbachiaゲノムプロと勝手に命名した共同研究が刻々と進んでいます.まず,Wolbachiaをカの細胞培養系で増やします.次に某研究所で他の細胞培養系でさらに増やしパルスフィールドゲル電気泳動でWolbachiaを分離精製していただく予定です.さらに,S大学でW…

 載った

地方のC新聞に研究内容が載りました.これはRoyal Bに載った広島大学のA-H君とカリフォルニア大学のStouthamer博士との研究結果であります. http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201001260002.html 過去にも新聞,テレビ,子ども向けの雑誌などに他の仕事が…

寒い

なんか今年は例年になく寒い気がする. インビトロジェンからマイクロサテライト探索用の新しいプライマーが届いた.明日はこれを試してみます.

神戸

今日はゴミムシの中腸から抽出したDNAをもって神戸に行っています.では,では.

reviewer

今イギリスの雑誌とオランダの雑誌のレフリー(reviewer,査読者)をしている.両方ともTrichogrammaのWolbachiaについてである.2つの投稿論文は極端である.片方は目的さえも不明である.これはちょっとという内容で,結果は・・・.片方は非常に良く書け…

プライマー

マイクロサテライト探索のためのプライマーをインビトロジェンに注文した.うちの研究室のどこにプライマーがあるかさっぱりわからない・・・注文したプライマーはPCT4 5'-KKVRVRVCTCTCTCTCTCT-3'など4本でした.

今日は

左の写真はTrichogramma雌の卵巣内の成熟卵のDAPI染色図です.倍率は200倍です.ただ,蜂は0.5mmですので卵はもっともっと小さいことをご理解ください.普通のCCDカメラではここまで大きくは撮れないと思います.右は産卵直後のTrichogrammaの卵です.因みに…

とばテン

「とばテン」こと「飛ばないテントウ」は最初にINRAで見たことは以前書きました.しかし,INRAではすでにパテントを取得しており日本に持ってくるためにはお金がかかってしまうことがわかっていました.私は自分達で開発したものはただで使用してほしい,と…

えっと

信州大学のSKN君はオオシロカゲロウの研究をしています.オオシロカゲロウの単為生殖系統と両性生殖系統は日本でモザイク状の分布をしているそうです.特に単為生殖系統のCOI領域(約500bp)はどの地域の個体もまったく同じだそうです.彼の描いた系統樹では…

眠い

昨日は信州大学のSKN君の歓迎とうちのWTNBESK君のフランスのINRAへの送迎で研究室で飲みました.終わったのが12時近くでさすがに眠いです.今日は10時半からC新聞の取材です.

やろーか

今日からMeteorusという寄生蜂のマイクロサテライト探索を再び行う.昨日ずーっと写真を見ていたのだが,やはりこの寄生蜂の産雌性単為生殖はapomixisと思う.これを肯定するためには特定の遺伝子座が母親と娘が同じ遺伝子型をしているという証拠がいくつか…

さてっと

昨日からやっていたゴミムシの中腸からDNA抽出が終わりました. 明日から3日間,信州大学のSKN君が来ます.うちの学生の刺激になってくれれば幸いです. さてと,今から単為生殖の染色体の経時変化をおさらいします.

また,来た

今日はEntomologia Experimentalis et Applicataからレフリーの要請.Heredityの結果はいったいいつ来るのだろうか・・・ 今日の実験は,ゴミムシの中腸からのDNA抽出とMeteorusという蜂の減数分裂(?)時の染色体の解析かな.あと,Oriusの世話と細胞培養…

取材

地方のC新聞が単為生殖について取材したいということだ. これのことらしい.

シミュレーション実験

昨日の続きです.下がナミテントウを1頭だけ放飼した区,上がナミテントウを4頭放飼した区です.上の区の方がアブラムシの発生を抑えていることがわかります.これからこのモデルを使って飛ばないナミテントウの最適放飼時期と最適放飼密度を求めます.

シミュレーションモデル3

この図は実線がアブラムシ密度の推移,点線が放飼した飛ばないナミテントウ密度の推移をシミュレーションした結果です.横軸が日数,縦軸が密度です.それぞれの推移はレスリー行列でアブラムシとナミテントウの橋渡しは機能の反応式を利用しています.ナミ…

Multiplex PCR

捕食者が何を食べているかは直接観察や抗原抗体反応を利用していた.最近は,捕食者からDNAを抽出してその中に餌のDNAが入っていかどうかで判断する技術が開発されてきている.神戸大学のMET先生やYMSK君とゴミムシがハスモンヨトウを食べているかどうかをmu…

提出した・来た

昨日(8日)は応動昆と生態学会の講演要旨の〆切りであった.応動昆では捕食性カメムシOrius属のWolbachia感染状況をうちの学生さんと発表します.以前も書いたが,Oriusは2系統(本当は3系統)のWolbchiaに感染している.wOus1は宿主であるOriusにほとんど…

シミュレーションモデル2

昨日の新幹線の中や今日で害虫であるアブラムシのシミュレーションモデルは半分以上完成した.今後の使用も考えて誰でも扱えるエクセルで作成することにした(日和見・・・).ちょっと作業用のシートの枚数が増えるが,他の人が使うのは1枚目だけでありこれ…

行ってきます

今日は共同研究者のいる神戸大学に行ってきます。DNAバーコードの応用版で、捕食者(ゴミムシ)が何を食べているかを明らかにしようとする研究です。では、では。

Wolbachia会議

友人のアリゾナ大学のHunterさんから新年の挨拶が来た。今年6月にカリフォルニアでWolbachia会議がある。どうしようか・・・

シミュレーションモデル

生物的防除技術開発の仕事として「飛ばないナミテントウ」プロを行っている。ナミテントウは放飼後すぐに飛んで逃げる。そのため、作物上にたくさん餌となるアブラムシがいても帰ってこない。そのため、10年ぐらい前クボタ、日本化薬などとナミテントウの卵…

撮った

今日は細胞培養の植継ぎを行った。この写真は蚊の細胞である。共生微生物をこの蚊の細胞で培養している。

明けましておめでとうございます

新しい年を迎えました。今年もいろいろなことにチャレンジしながらがんばっていきます。