雄殺し

ある総説と学会発表ネタとしてhaplodiploidyの進化について考えている(Rがある程度出来たのと学会発表申込みの日程が決まったので)。で、まずは雄殺し。ということで気になるポイントを考えていたらなぞがいくつか。そもそも、共生微生物の操作としては雄殺しは非常に原始的であるという共通認識がある。たくさんの共生微生物がよってたかって雄殺しを起こしている。ということはターゲットになるホスト側の因子と共生微生物側の仕掛けは単純なものではないのかというところから起因している。細胞質不和合なんて難しそう。単純に考えて雄のマーカーを頼りにすれば良いということになる。例えば性染色体。XY型は理解できるのだが、ZW型はなんやろーーーう。ZW型は鱗翅目、毛翅目などであとは鶏、イチゴ、ウナギ、穴子、エソ、カダヤシ、トカゲ、鳩などが知られている。
 とりあえずあちこちの総説を読みあさろう。