生態学会

 生態学会にわずかな時間だけ参加したがたくさんの収穫があった。
 まず、発表は
 生物多様性研究とDNAバーコーディング 企画者: 伊藤元己
 1 DNAバーコーディングをめぐる世界の情勢 *伊藤元己,神保宇嗣(東大院・総合文化)
 2 日本産昆虫類のDNAバーコーディング:寄生蜂への応用を中心に  *三浦一芸(近中四農研・広島大), 前藤 薫(神戸大)
 3 日本産鳥類のDNAバーコーディングによって示される近縁種間・亜種間の多様な遺伝  *西海 功,染谷さやか,岩見恭子(国立科学博物館)齋藤武馬,小林さやか,浅井芝樹(山階鳥研)
4 日本産樹木DNAバーコーディングの現状ー収集と解析ー 吉丸博志(森林総研
5 日本産シダのDNAバーコーディング: 配偶体フロラ解析への応用  *海老原淳(科博・植物)櫻井裕布美,山岡麻美,水上直子(日本女子大・理)
で話をしてきた。伊藤先生ほかたいへんお世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。一応、日本昆虫学会で集会する計画です(ですよね、MET先生?)。
 それぞれの分類群でのDNAバーコードの進捗状況がよくわかった。しかし、私の発表のときに一番後ろの真中にサングラスを珍しくかけていない環境研のGKさんがいて思わず緊張してしまった。だってえらい温和しく出会ったころみたいだったから^^;
 このシンポの後、A新聞社やキムタクでおなじみのF社の方からお声をかけていただいた。よい話になることを祈っております。
 あまり時間がなくせっかく来てくれた神戸大学のYMZK君には悪いことをした。ごめんなさい。
 あと、今年印刷された
 Kawasaki, Y., K. Miura and H. Kajimura (2010) Superinfection of five Wolbachia in the alnus ambrosia beetle, Xylosandrus germanus (Blandford) (Coleoptera: Curuculionidae). Bulletin of Entomological Research のファーストオーサーのKWSK君がポスター賞をとった。非常にうれしいことである。おめでとう。
 まだある。
 岡山大学のM竹教授と偶然会って(だって生態学会って2000人以上参加しているので)話をして共同研究をほかにもすることが決まった。子供の友ダンゴムシの研究である。応動昆が終わったら4人(岡大とのもう一つの研究(とばテンではないよ)の人も)で福山で相談(だよね、M竹さん?)。詳細はまた後ほど。
 ふーーー疲れました。